<2022年4月のひとりごと>
夜中に目が覚め、なかなか寝付けない時、NHKの深夜放送を見る癖がついてしまった。
その日はプロフェッショナルという番組がやっていて、今年の2月に調教師を定年で引退した
「藤澤和夫の最後の400日」というものだった。
番組が進むにつれ、日本の競馬会に革命を起こした独自の調教法で現役最多の1570勝
を挙げた伝説の調教師であることがわかる。
また、その独自の調教法とは「馬なり調教」というもので馬の気分で
気持ちよく練習させるという調教法であった。
これはイギリスでの修行中に教わった調教法で、鞭でバシバシ叩いて徹底的に鍛える
日本の調教とは全く違ったもので革命とまで呼ばれた。
「Happy people make happy horse」
「幸せな人間が幸せな馬をつくる」
競馬の調教とは陸上でいえば練習のことである。
レースに向けて最高に仕上げて行くというプロセスは全く同じだ。
「調教師自身が幸せでないと、馬を幸せにすることはできない」
70歳で引退する藤沢和夫のこの言葉が、70歳でまだ道半ばの私の心に染み込んだ。
以上
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